元保育士・幼稚園教諭のSaNaです!

今日は保育士あるあるを紹介します!
友人・知人に「保育士って子どもと一緒にお昼寝できるんでしょ?いいなぁ」と言われる!

これ、あります!!寝かしつけをしながら一緒にうとうとしてOKだと思われてるんですよね

実際はお昼寝中の時間に必死に仕事片付けてますよね(笑)

「子どもと遊んでるだけでお金がもらえていいよね」って言われたこともあります!!

いいねー!楽で!なんて言われたら、保育士が普段どんな仕事をしているか、熱く語ってしまいそう(笑)
保育士は、実際仕事中に子どもと遊んではいますが、ただ楽しく遊んでいるだけではないのです。
一般の方からは見えない、保育士さんの仕事、解説していきましょう!
この記事でわかること
- 子どもと遊んでお給料がもらえる、楽な仕事なの?
- 子どものお昼寝中、先生って何をしているの?
- 保育士の基本的な仕事内容の紹介
このようなお悩みに対して、解説していきたいと思います!

ブラック園で働いていた、元保育士・幼稚園教諭/現在はフリーランス
SaNa
さな
30代/3児の母♪ シングルマザー経験あり 保育士・幼稚園教諭歴10年以上、保育園3園、幼稚園1園で勤務 今、辛く苦しい先生に「保育士、辞めよう!」と伝える活動をしています。
職員いじめ、嫌がらせ、人間関係のトラブル、サービス残業、持ち帰り仕事、理不尽な要求が当たり前のブラックな園にばかり勤務していました。
悩み相談を受けることも多く、同僚の先生と一緒に悩み、苦しみ、心が辛くなっていき『適応障害』発症( ;∀;)
今は退職してフリーランスになり、保育士の半分の勤務時間で、保育士以上の収入でゆったり生活しています。
「ママがたくさん笑うようになった!」という我が子の一言で、“退職してよかった”と心から思いました♪
もう二度と、保育業界に戻ることはないでしょう。
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私が保育士として働いているときに、別の仕事についている友達に言われたことがあります。
「保育士さんって子どもと一緒にお昼寝できるんでしょ?いいなー!仕事中にお昼寝できて!」
保育園ではお昼ご飯の後、子どもをトントンしながら寝かしつけをしますよね。
手を繋いで寝たい!と言ってくれる子もいますし、二の腕を触りたがる癖がある子もいたりします(笑)
中には添い寝をして欲しがる甘えん坊さんも♪
そんな可愛い子どもたちと一緒に、先生もゆっくりお昼寝して、午後からの保育に備える……
保育士に対して、そのようなイメージを持っている方、実は多いんです。
更にその後、友達は言いました。
「(子どもと)遊んでるだけでお金がもらえていいよね」
え!? 本当にそうなのでしょうか?この記事では、保育士の仕事内容についてお話したいと思います!
室内や戸外で子どもと一緒に遊ぶ際、保育士さんは先生1人につき子どもを何人見ているのでしょうか。
2023年度の配置基準を見てみましょう。
しかし今回、2024年度から、保育士の配置基準が76年ぶりに見直されることが発表されました。
改定後の配置基準はこちらです!
4・5歳児の配置基準を「30人→25人」へ変更
3歳児の配置基準を「20人→15人」へ変更
気持ち負担が軽くなった……かな…?と感じなくもないですが、0歳児、1・2歳児は保育士をすぐに確保するのが難しいこともあり、今回の配置基準の見直しでは変更はありませんでした。
このように、先生は1人でとても多くの子どもたちを見なければいけないのです。
園によっても異なると思いますが、配置基準の人数ピッタリで保育をしている園も少なくありません。
極端な例になってしまいますが、まだ歩くことのできない0歳の赤ちゃん。
生後3ヶ月くらいのまだ動き回ることがない赤ちゃんを3つのベビーベッドで3人見るのであればまだ可能に感じますが、
ハイハイやつかまり立ち、既に歩き出している子3人を1人で見るのはとても難易度が上がります。
また、早生まれで3月に1歳になったばかりのまだ歩けない子でも、4月に入園してきたら‟1歳児”になるので、6人を1人で見なければいけません。
実際にはここまで早生まれが集まることはないですが、『まだ歩けない子6人を1人でお散歩に連れて行く』という状況を想像すると、大変さがわかるのではないでしょうか。
園庭のない園では近所の公園までお散歩に行きますが、公園から出て行こうとする子もいますし、砂を投げてしまったり、葉っぱを食べようとする子もいます。
3歳、4歳になると、今度は1人で20~30人を見なければいけなくなります。
『全員で滑り台』『全員でおにごっこ』『全員でぶらんこ』というわけにはいかないので、
正直なところ、全員に対して一瞬も目を離さないということは不可能です…。
今の今まで見ていたのに、目を離してしまった、たった一瞬で大きな怪我をしてしまうこともあります。
子どもたちとめいっぱい一緒に遊んでいるように見える先生は、遊びながらも常に360度見渡し、怪我や事故がないように気を配っています!

安全に気を配るあまり、話しかけてくれた子に対して、上の空のお返事しかできなくて申し訳なく思うこともあります…
いつも明るい笑顔で子どもや保護者の方と接している保育士や幼稚園の先生。
しかし実際の現場では、笑顔でいられず、常日頃から「辞めたい」と感じながら働いている先生がいることも現状です。
SNSでも毎日「保育士辞めたい」「保育士でいることが辛い」という内容の発信が後を絶ちません。
職員同士の派閥があったり、陰湿ないじめがあったりする過酷な人間関係に加え、サービス残業や持ち帰り仕事が当たり前の過酷な労働環境も、保育士・幼稚園教諭の仕事の特徴と言えるでしょう。
保育内容を考えることが大変だったり、子どもの発達や保育関係で悩んだり、子どもを危険な目に合わせないように上手に保育をしていくことに頭を抱えたりするのであれば、仕事柄、仕方ないと割り切れる人もいるかもしれません。
しかし、職員同士の人間関係で悩み、結果的に退職を選択してしまうことは、保育士不足の世の中で残念なことですよね。
‟子どもが好きで保育士になったはずなのに…”そう気づいて、辛い思いを抱える先生がたくさんいます。
保育園では、ただ遊んでいるわけではありません。
「今日は何しようかなー。そうだ!久しぶりにお絵描きしよう!」と先生の思い付きで毎日を過ごしているわけではなく、
前もって立てておいた計画である『日案』に沿って保育をしています。
更には、その日案は『週案』の中にあり、週案は『月案』の中にあります。
そして、全ては年度当初に立てた『年間計画』に基づいて行われているのです。
と記載のある通り、先生方は日々試行錯誤しながら、子どもの発達を見据えて保育をしているのです。

この年間計画、月案、週案も、子どもたちを見ながら発達状況に応じて常に修正、加筆を繰り返しています。
年度初めに一年分計画して、あとはそれを実行するだけ!というわけではないんです。
大変なのはわかったけど、それでもお昼寝の時間中は子どもと一緒にごろごろしたり、のんびりできるんでしょ?と言われることもあります。
いえいえ、そんなことはありません!
私たち保育士はお昼寝中がチャンスであり、勝負なんです(笑)
お昼寝中にはどんなことをしているかご紹介します!
- 休憩を回す 人数に余裕がなく、なかなか活動中には休憩に行けません。子どもたちがお昼寝をしている間に順番に休憩に行きます。
- 掃除 子どもが寝ている間に、できる部分の掃除をします。近年はコロナウイルスなど感染症の件もあるので、1つ1つおもちゃの消毒をしたり、給食の後片付け、トイレ掃除なども行います。清掃員さんを雇用している園もありますが、雇用していない園もとても多く、その場合は先生方が行います。
- ミーティング 子どもたちが寝ている間にミーティングをする園も多いです。怪我などの様子、病気の様子を伝えたり、遅番の先生に伝達事項を伝えたり、園長会など会議の伝達事項を伝えたりします。
- 連絡ノートの記入 家庭と園のやりとりをする連絡ノートの記入もこの時間に行います。このノートは乳児のみの園もあれば、幼児まで続けている園もあります。「今日はこんなことをしました!〇〇くんはこんな様子で楽しそうでした!」などといった一人一人の様子を記入します。給食のメニューを全て記入したり、どのくらい食べたかというメモを残す場合もあります。ちなみに連絡ノートは、この時間を逃すと書く時間がありません(笑)
ここまでの仕事が終わったら、自分の溜まっている仕事をします。
- 製作の準備 画用紙を人数分切ったり、紙コップやモールを用意したりと製作で使うものを準備します。
- 壁面製作 今月の壁面を作ります。季節に合ったもので、毎月変更するので大変です!
- 手紙作り 園だよりや行事関係の手紙を作ります。主に配布日が近いものから作っていきます。
- 個別計画など 1人1人の個別計画を作成、記録をします。
この他にもやらなければいけない仕事はいろいろありますが、大切なのはこの作業をしながらも、子どもたちの呼吸確認をしているということです。
寝返りをうってうつ伏せになってしまっていないか、しっかり呼吸をしているかどうかを常に気を付けながら見守っています。
私が働いていた園では、0歳児は5分おき、それ以上は10分おきに、子ども1人1人の側にいき、呼吸をしているか胸のふくらみ方を見ながら鼻に手をあてて呼吸の確認をして、確認表にチェックをしていました。
毎回のチェックに5分くらいはかかってしまうため、他の作業をしながら行うことはとても大変でしたが睡眠中の事故を防ぐために徹底していました。

ここでいかに仕事を終わらせることができるかで、残業の有無や持ち帰り仕事の有無が決まりますので必死です。
子どもは本当に急に熱を出すことが多いです。
午前中とても元気だったのに、食欲がないな…と思ったらお昼寝中に熱が出ている!ということもしばしば。
普段の子どもたちの様子をしっかり覚えていることで、「いつもより元気がない」「食欲がない」「眠そうにしている気がする」「イライラしている」など、普段と違った変化に気付くことができるのです。
1人で20人、30人見ているときもその変化に気づかなくてはいけないので大変ではありますが、先生方は子どもたちの体調にはとくに気を付けて見守っています。
近年では感染症の影響もあり、小まめに熱を測ったり、少しでも様子がおかしいときにはすぐにお迎えの電話をかけることも多いです。
「保育士って子どもと遊ぶだけの仕事!」と思っている方にお伝えしたいのは、『保護者対応も仕事の一つ』だということ。
お仕事をしながら子育てをしているご両親と連携をとり、お子様の成長を一緒に見守っていくことも保育士の仕事内容に含まれます。
保育をしている人数が多いからといって、見ている子と見ていない子がいる というわけにはいきません。
ご家庭から大切なお子様を預かっている以上、怪我や事故がないように責任を持って、全力で見守っています。
ほとんどのご家庭は、保護者の方がとても優しく、「先生、いつもありがとうございます!」と言ってくれていたり、「先生のおかげで仕事ができています」と言ってくれるなど素敵な保護者の方が多く、保育士と言う仕事にやりがいを感じることができます。
しかし、中には理不尽なクレームをされる保護者の方もいらっしゃいます。
そんなときにも、気持ちに寄り添いながら誠心誠意対応しなければいけません。稀なケースではありますが、保護者対応が大変だと感じることもあるのです。
いかがでしたでしょうか?保育士の仕事は一日を通してたくさんあり、命を預かっているため、一息つくことも難しかったりします。(なのにお給料やボーナスが少ないんですよね…涙)
ですので、「遊んでお金がもらえていいな!」「一緒にお昼寝できるんでしょ?」と言われると、ちょっと待った!!と言いたくなります(笑)
それでも、可愛い子どもたちと一緒に過ごせること、子どもたちの成長を保護者の方々と一緒にそばで見守っていけることはとても幸せなことであり、保育士はやりがいのある仕事といえるでしょう。
ただ、『大変かどうか』で言うと、絶対に【大変】な部類に入ると私は思います。
“子どものため”という一言で、どんなことも片付けようとしている風潮がある園も多く、そんな園で勤務をしている先生方は、身体と心を壊してしまう前に今一度、自分の働き方を見直してみてくださいね。
ここで、1つの参考を掲載します。
- “子どもたちのため”と常日頃から言われている
- 預かり保育以外の残業には残業代は出ない(サービス残業)
- 持ち帰り仕事や、勤務時間外の買い出しに行かされることが多い
- 人間関係に問題があると感じる
大げさではなく、先生は園に尽くすべき。それが子どもたちのためになる。という考えをしている園があるのです。
そしてその言葉通り『子どもたちのため』という呪縛をかけられ、子どもたちと園のために自分の身を犠牲にして働いてしまう先生方がいます。
プライベートな時間がなくなり、“生きるために仕事をする”のではなく“仕事をするために生きている”という状態になってしまうことがあります。
みなさん、忘れないでください。
仕事をするのは、生きていくためです。
仕事をするために生きているのではありません。
この言葉を聞いて、ハッとした方のために、私は『保育士辞めよう』という活動をしています。
執筆時 2024.3.9現在
7名の保育士さんが 退職完了
3つの保育園、1つの幼稚園で働きましたが、全ての園が先生のことを考えない経営をしているブラック園でした。
職員いじめ、陰口、嫌がらせ、パワハラ、サービス残業、持ち帰り仕事、休日の買い出し…
プライベートな時間なんてなく、日々の生活すべてをかけて、保育士をしている気持ちでした。
いじめられている先生の相談に乗ったり、そのまま心を病んで退職をしていく先生たちを見ていたら、なりたかったはずの保育士なのに、毎日辛くなり、朝起きるのが苦しく、職場が近づくにつれて動悸がするように…
結果、適応障害と診断されてしまいました。
現在はフリーランスとして個人事業主になり、保育士よりも短い時間の勤務で保育士とは比べ物にならないほどの収入があり、自分と家族の時間をたっぷりとりながら、のんびりと笑顔で暮らしています。
楽観的な性格だと思っていた私ですら、心を病んでしまう保育士という仕事。
保育士は、子どもたちの成長に触れられる素晴らしい職業ではありますが、心と身体に負担がかかる職業であることも確かです。
子どもたちのためと頑張りすぎてしまう先生方にとって、環境の悪い職場で保育士で居続けることはうつ病や適応障害などの精神的な疾患になってしまう可能性が大いにあります。
「保育士、辞めよう!」では、子どもたちのために一生懸命頑張っている先生方へ、役立つ情報などを配信していますのでぜひこれからも読みに来てくださいね♪
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